伸ばしたいスキル

モデル図
モデル図

 

私たちは学校において認知行動療法をそのまま実施しようとしているのではありません。認知行動療法のエッセンスを取り入れた授業案を「こころのスキルアップ教育」と名づけ、学校で学級担任が授業の中で教えることを前提にしています。だから、認知療法を知らなくても教えることのできる授業案なのです。

 

ポイントは右のモデル図のように、ある「できごと」があって「気分が落ち込んだ」のではなく、その気分は「そのときに浮かんだ考え」によって起きたのだ、ということを理解してもらうことです。私たちは「ものは考えよう」と言って、いろいろな受け止め方に気づくことで気分を楽にしていますよね。認知行動療法の基本とは、こころが元気なときならば誰でもやっていることなのです。

 

「こころのスキルアップ教育」を通して伸ばしたいスキルは次のようになります。

 

① しなやかな考え方ができるようになる

② 自己理解・他者理解ができるようになる

③ 感情のコントロールができるようになる

④ 問題解決の能力が高まる

 

次のページでは、より具体的にプログラムの中身について、紹介していきます。 (次のページ