行動的技法の紹介

 気持ちを切り替えるためには、行動も役に立ちます。その代表的な方法を紹介します。(以下、引用)

 

◇ 行動活性化法

 落ち込んでいるときには、悲観的になって閉じこもりがちになります。そのために日常活動のレベルが低下して、生産的活動が減少し、さらに無気力が強まり、自信をなくしてしまうことになるのです。そうした状態を変えるために、活動記録表を活用して計画を立てるようにすると良いでしょう。

 

※活動記録表とは、日常の行動と、その行動によあって感じられた達成感や快感を記入するものです。記入をもとに、達成感や快感を体験できた活動や時間帯を見つけて、そうした活動を増やすようにします。このときに、運動などで身体を動かすようにすると、気持ちが楽になることがよくあります。一方、達成感や快感が低下している活動や時間帯があれば、そうした活動は減らすようにします。

 

 このほかに、日常的に行う決まった活動(洗顔、食事、睡眠)や優先的に行う必要のある活動(勉強など)を、優先順位をつけて少しずつこなしていくようにすることも大切です。

 

◇ 問題解決技法

 直面している問題を解決することも大事です。そのためには、解決しなくてはならない課題をはっきりさせて、その課題に対する解決策をできるだけ多く考えだす問題解決技法が役に立ちます。ただし、問題の解決が困難な場合には、気分転換をして、困難な状況からしばらく距離を置くようにするとよいでしょう。

 

◇ 主張訓練(アサーション)

 自分の気持ちをきちんとほかの人に伝えたり、良くないことや嫌なことをきちんと断ったりする方法を身につけます。それには、きちんと意見を言うのを妨げている因子に目を向ける方法や、極端に強い言い方と極端に弱い言い方を考えて、ほど良い言い方を考え出す方法などがあります。 (引用終わり)