ごあいさつ

 

認知行動療法教育研究会は、認知行動療法の考え方や方法を活用しながら学校現場で心の健康を守り育てることを目的とした「こころのスキルアップ教育」について研究し、普及を図ることを目的に設立されました。

 

認知行動療法は、うつ病や不安症などの精神疾患を治療するために開発され、その効果が実証されたことから世界的に使われるようになっている精神療法(心理療法)です。精神療法というと医療場面に限って使われる特殊なものように受け取られがちです。

 

しかし、認知行動療法は、常識の精神療法と言われていることからもわかるように、私たち誰もがストレス状況を切り抜けていく手立てをわかりやすくまとめたものです。ですから、認知行動療法の考え方や方法を上手に使えるようになれば、ストレスを逆に味方にして、自分が望むような状況を作り出すことができるようになります。

しかも、認知行動療法が簡潔でわかりやすいこともあって、現在、小学校高学年から大学まで広く使われるようになってきています。これからも会員の皆さんと力を合わせて、生徒はもちろん、保護者や教師のためも、「こころのスキルアップ教育」について研究を続け、普及させるための活動を続けていきたいと考えています。

 

 

 

2019年1月

認知行動療法教育研究会 

会長 大野裕